法人設立のメリット
【メリット１】 信用があがる。
個人事業で行うよりも対外的な信用がちがってきます。広告や求人をするときにも 効果が違います。借り入れの申し込みをする時も有利になることもあります。
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法 人 |
個人事業（青色申告の場合） |
| １．イメージや信用 |
１．会社は、一般にイメージが高い。
（イメージが良いので、営業活動や人員募集を行い易い。） |
・個人事業は、一般にイメージが低い。 |
| ２．銀行融資 |
・会社は、銀行融資を受け易い。
（第三者保証人が不要のことがある。） |
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| ３．経営合理化 |
１．財産を法人用と個人用とに明確に区分する。
２．経営分析をしやすい。 |
１．財産を事業用と個人用に明確に区分することは困難である。
２．経営分析は、難しい。 |
【メリット２】 事業が永続させることができる。
個人事業では、事業は事業主に依存します。つまり、事業主が死亡すれば、事業は終了してしまいます。法人にしておけば、解散しない限り、事業は継続するので、継続的な成長が可能です。
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法 人 |
個人事業（青色申告の場合） |
| １．事業承継 |
１．事業用財産が株式になり、生前に株式の所有を移転することができる。
２．経営者の交代手続きが簡単にできる。 |
１．事業用財産をそれぞれ名義変更することになる。
２．経営者の交代には、従業員、金融機関、取引先等に所定の手続きを要する。 |
【メリット３】 債務責任が有限である。
個人事業の債務は、全て事業主本人が負担します。株式会社は、債務責任は個人が無限に負う必要がありません。株主や社員に出資額以上の責任は及ばないのです。
【メリット４】 税務上有利にできる
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法 人 |
個人事業（青色申告の場合） |
| １．経営者の給料 |
・役員報酬を毎月定額で受取ることができる。
１．役員報酬は損金に算入されます。
２．役員報酬は給与所得控除を受けることができる。ただし、条件に合致する特殊支配同族会社には、損金不算入の取り扱いがあり。 |
・事業主の給与は必要経費にはならない。 |
| ２．経営者の家族への給与 |
・労働の対価に見合う額の給与を支払うことができる。
１．損金に算入されます。
２．103万円以下なら、配偶者控除または扶養控除を受けることができる。 |
・届出により、労働の対価に見あう額の給与は、必要経費になる。
１．但し、たまたま手伝いをし、 日当を支払っても、必要経費にならないことがある。
２．103万円以下でも、配偶者控除または扶養控除を受けることはできない。 |
| ３．退職金 |
・経営者または経営者の家族へ退職金を支払うことができる。
１．生存退職金は、退職所得になり、所得税は軽減される。
２．死亡退職金は、みなし相続財産となり、非課税額も大きく、税務上有利である。 |
・事業主または事業主と同一生計内の親族へ退職金を支払うことは、できない。 |
４．（経営者又はその家族所有の）事業用資産の賃料
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・通常の額の賃料は損金になる。
１．家賃、支払利息など
２．もらった方は、不動産所得、雑所得になる。 |
・事業主または事業主と同一生計内の親族へ支払う賃料は、必要経費にならない。
ただし、その資産の所有による費用は、必要経費になる。 |
| ５．（経営者を被保険者とする）生命保険料 |
・一定のものは、損金になる。 |
・必要経費には、ならない。 |
| ６．その他 |
１．経営者の出張日当は、損金になる。
２．繰越欠損金は７年間使える。
３．消費税では、資本金１０００万円未満の会社は、設立後２期間、免税業者になる。
４．交際費は、一定の額が損金不算入になる。
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１．事業主の出張日当は、必要経費にならない。
２．繰越損失は、３年間しか使えない。
３．該当なし。
４．交際費は、事業の遂行上必要と認められるものは全額必要経費になる。 |
【メリット５】 その他のメリットデメリット
その他のメリットデメリットです。
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法 人 |
個人事業（青色申告の場合） |
| １．決算日 |
・都合のよい日を決算日にすることができる。繁忙期の決算を避けることができる。 |
・１２月３１日が決算日になる。 |
| ２．社会保険 |
・経営者およびその家族も健康保険および厚生年金に加入することができる。 |
・事業主およびその家族は国民健康保険および国民年金に加入する。 |
| ３．設立費用 |
・約４０万円 |
費用なし |
| ４．その他の維持費用 |
１．会計事務所への手数料が、個人事業よりも高い。決算料金など。
２．利益の有無にかかわらず税金（地方税の均等割）が年８万円かかる（高松市の場合）。
３．役員変更、本店の移転などの変更があったときは、登記の必要あり。 |
費用なし |
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