定款の記載事項
●定款の記載事項について
項目 |
内容 |
商号(会社名) |
日本語・英字名・算用数字および一部の記号も利用できます。 同じ本店所在地に、同一名の会社がなければ登記できます。 ほとんどの場合は、大丈夫だと思いますが・・・。 |
本店会社所在地 |
借家の住所を本店所在地にするときは、大家さんに事前に了解を得てください。 |
会社が営む目的 |
【1】できるだけ具体的に記載したほうがよいでしょう。 将来やろうとしている事業も記載した方がよいです。 【2】英字等で表現は、原則ダメです。 【3】法人が発起人の場合、その法人の目的を最低一つ入れます。 |
取締役 |
【1】最低1名必要。 【2】通常、各取締役は代表権を各自持っています。 【3】外国の人でも、日本の印鑑証明書が取れれば、手続きは日本人と同じです。 |
代表取締役 |
【1】取締役が複数いる場合は、代表者を選んだほうがよいです。 【2】外国の人を代表取締役としたい場合、印鑑証明が取れる必要があります。 その外国人が日本で印鑑証明書が取れない場合は、もう1人の日本人が代表者にな る必要があります。 |
監査役 |
入れてもよいですし、入れなくても可 |
発行可能株式総数 |
・設立に際して発行する株式の総数の4倍の株数のことです。 1000万円の資本金で1株1万円で発行した場合、1000株が設立時発行株式数であり、その4倍の4,000株が発行可 能株式総数です。 ・株式譲渡制限がある会社は、4倍の上限の取扱いはありません。 10倍ほどの数を記入するケースが多いです。 |
1株の発行価額 |
いくらでもよいですが1万円のケースが多いです。 |
設立時発行株式数 |
1千万円の資本金にする場合で、1株の発行価額が1万円であれば1,000株 |
資本金 |
・1株の発行価額×設立に際して発行する株式の総数のことで、 上記の例では1万円×1、000株=1千万円となります。 ・1円会社はいくらでもよいです。 |
営業年度 |
実際は3月決算が多いですが、会社の実情に合わせ暇なときに税務申告が出来る月がよいです。 5月決算であれば2ケ月 後の7月末日までに税務申告書を出します。 |
公告する方法 |
会社決算数字を公告する方法ですが、費用の面も考え一般的に官報に掲載します。 |
発起人 |
株主となる人のことです(最低1人以上必要) 住所・氏名・引き受け株数を確認しておいてください。 |
取締役会を設置 |
取締役会を設置する場合、最低取締役は3人以上必要となります。 中小の会社では、あまり設置しないほうがよいでしょう? 設置する場合、監査役も1人以上必要です。そうすると、最低人数4人が必要となります。 |
役員の任期 |
【1】原則、取締役で2年・監査役で4年です。 【2】例外として、定款に定めることにより、それぞれ最高10年とすることが出来ます。 中小企業では、10年としたほうが取締役の改選などのコストがかからずよいと思います。 |
株券の発行 |
原則、発行しない取り扱いです。 上場会社は別とし、中小では発行しないケースがほとんどです。 | |
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