●創業を成功に導く目標設定の仕方・・・創業や現在のご商売の変化や改善を志しているのですが、「いつになっても始めない(またははじめられない)」という場合があまりにも多いです。「夢」を「夢」でのままに終わらせている人が、いかに多いことか・・・ こうなってしまうのはさまざなな理由がありますが、大雑把に2つに分類できます。
上のような方の場合、事業計画を書くことは現実的に不可能です。もし事業計画書を書いたとしてもそれはまさに「絵に描いた餅」となるでしょう。 そこで私たちが創業をこれから志す方への、事業計画書を作成する前におすすめしている目標設定の方法を特別にご紹介いたします。 それは・・・
以下流れにそって解説していきましょう。
【1】X-DAY(タイムリミット)を決める まず、私たちは商売をまさにスタートするX-DAY(○月○日○時)を決めるようにお願いしています。X-DAYとは、まさに実際のご商売をはじめて、一番最初の売上が計上できる日のことです。 ・お店をスタートする方であれば、最初のお客様が来店して、レジを通る時。 難しい事業計画書や数字はイメージできなくても、自分が独立しようと考えているご商売で仕事をしているイメージはできるハズです。 なぜX-DAY(タイムリミット)なのか?それは、「わかりやすいから。」です。 説明しましょう。 ・夢はあいまいで、人によってとらえ方、感じ方が違う。他人と簡単に共有できない。 だれに対してもわかりやすい時間(X-DAY)は、あなたにとっても、あなたの協力者となってくれる人にも、そしていつも数字とにらめっこしている私たち会計専門家にとってすら、とてもわかりやすいものなのです。
【2】ベースとなる「色」を決める X-DAY時点における自分または自分の商売の「色」をイメージしてください。 なぜ「色」なのか? しかも会計事務所が?? 理由はX-DAYを決める理由と同じです。 たとえば店をオープンする場合を考えてみましょう。たとえばお客様のターゲットをどするか?というようなもっとも大切な販売の計画から、椅子をどうするか?とか棚をどうするか?というような内外装にはじまり、容器包装をどうするか?というような非常に細かいところにいたるまで、創業にいたる道は細かい意思決定の連続です。 天才的なコミュニケーションのスキルをお持ちであれば別ですが、私たち凡人には、自分の考えを短期間の間で伝えて、理解してもらうことは、大変難しいことです。 そこで、「色」というだれの目にも明らかで伝わりやすい情報を発することをお勧めしています。 「あなたのはじめようとしているお店のキーとなる色は何色ですか?」 私たちからお聞きするときは大体こんな聞き方になります。決めた色をもとに、すこしづつ、すこしづつ、ご商売の細部についてイメージを広げていってください。 |
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