どこにでもあるありきたりなのものではなく、自分だけの贅沢や豊かさを感じるのものがほしい。 今は、そんな成熟化したニーズをくみ取らなければ、商売が成り立たない時代です。 「デヴァン」は昨年11月に浜街道のサティー前にスタートしたインテリアコンセプトショップ。 30年以上続けていた家具店を、デヴァンの四国一号加盟店としてリニューアルしました。 子供のころから実家の“家業を継ぐのが当然!”だと思っていたという三好雅登さんは、若々しさの中にも落ち着いた雰囲気、そしてご商売人としての自信を垣間見ることのできる人です。
インタビュワー ー: つい先日には、「クリスマスコンサート」を催されたそうですね。家具がたくさん並んでいますが、どこでされたんですか?
デヴァン高松店 店長 三好雅登さん(以下、三好さん): はい、ほとんど口コミで120~130人ほどお越しいただきました。コンサートはここでやります。お店の中にスペースをつくって即席ステージを作り、売り物ではない普通の椅子を並べます(笑)。ほとんど手作りのコンサートですが、大変好評でしたよ。私も1曲だけピアノを弾かせていただきました。
インタビュワー: そうなんですか。必ずしもご商売の一環としてだけで企画しているというわけではないようですね。
三好さん: ええ、むしろこれは販促とは別で、私の趣味が興じたものといったほうがよさそうです(笑)。その上で皆さんが純粋に楽しんでくださったらいいと・・・。 以前、とあるタウン情報誌で私を取り上げていただいたのですが、これは会社やお店としてではなく、個々の人に焦点をあてて記事にしたものです。 コンサートも同じと言いますか・・・。お店はもちろんですが、むしろその前に私という人を知っていただきたい。そういった動機ではじめたんですよ。
インタビュワー: なるほど。何事においてもすごく基本的なことだけど、ついおろそかになってしまう部分ですよね。
三好さん: まして、当店で取り扱うモノは、全体的に高い価格帯のこだわり商品が多いです・・・。店頭にただモノを並べるだけはなく、直にお客様とコミュニケーションを取り、信頼感を作った上で「良い買い物をした」と満足していただくことが大切だと思います。お客様の立場にたって、インテリア全体の相談にのったり、ハウスクリーニングをお探ししたりするのは当然のこと、時にはお客様の結婚式の司会だったり、お店の枠を超えて本当にいろいろな場面でお客様と交流させていただいています。
インタビュワー: 三好さんは一般的な社長らしからず、とても若くお見受けするのですが。若くしてこのようなお立場になられたゆえの苦労などは、おありですか?
三好さん: 今年で33になりました。 う~ん、まあ日々の行動がかわったでしょうか。自然と人付き合いが広くなりましたので、あまり悪いことはできないと言いますか、それくらいものですヨ。もともと家業を継ぐことには抵抗がありませんでしたから、これと言った大変さは感じていません。
インタビュワー: 最後に、今後の展望など、お聞かせ下さい。
三好さん: このお店も、移転してまだ1年ほどです。まずは一人でも多くの方にこのお店を知っていただき、足を運んでいただくことだと思っています。そうすれば、お店のコンセプトや商品は間違いはないと信じていますので、自然と良い方向に進んでいくものと思っています。
編集企画:スタジオとみっぺ 平成20 年12月8日デヴァン高松店にて
▼デヴァンで家具を買うには
・なにはともあれまずお店に行く!
▼デヴァンさんの場所はこちら
〒761-8056 高松市朝日町5丁目2-6(浜街道沿い、高松サティ前) URL http://www.devant.jp/shops/ |