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【お客様の声】白方のぶどうは今が収穫!山地農園 山地静子さんに訊く

多度津町白方は西日本有数の種なしブドウの産地。

この地に最初にブドウが導入されたのは大正時代のことで今では多度津町の農業を支える代表的な産物です。

白方のぶどうは、瀬戸内海の温暖な風と太陽の光の恵みを受けて、今まさに収穫を迎えています。今回はこの地で50年以上もぶどうを作りつづけているという山地農園の山地静子さんとそのご家族に話を聞いてみました。


インタビュワー:
さきほどスイカとブドウをいただきましたが、みずみずしくて美味しいですね。

山地農園 山地静子さん(以下、静子さん):
ありがとうございます。でも今年は雨が多かったせいで、生育が今一つで、甘みが足りないですねー。

インタビュワー:
そうなんですか。それにしてもいろいろな果物や野菜がありますね。農家としての歴史は長いのですか?

静子さん:
10数年前に死んでしまったんですけど、主人が6代目、息子の武文が7代目ですヨ。もともとはたばこやサトウキビなどをやっていたですが、主人の代にブドウに転換したです。これから息子に案内さしますきん、よく見ていってつか(見ていってください)。

インタビュワー:
武文さん、それではよろしくお願いします。ほんとうに広大な畑ですね。これだけの農地を運営していくのは、半端なく大変なのではないですか?

武文さん:
ここの畑はもともと荒れ地のジャングル状態だったのを買い取り、母と私で半年かけて整地し、育ててきました。だいぶ立派になってきましたが、ここの木は5年目ぐらいですね。あちらの畑は父が同様に開墾したところです。整地したら、柱を立てて、網を張っていく。そういう初期作業だけでなく、草抜きも夏は2ヶ月に1度は必要ですしね。お金だけではなく、労力そしてなによりも気力が必要ですね。
先代がよく言っていたことは「人の1.5倍作れ!」。やはりしんどいことや先進的なことにも積極的に取り組み、将来につなげていく姿勢を忘れるなと言うメッセージだと思っていますよ。  

インタビュワー:
なるほど・・・。活気にあふれた言葉の中に、仕事の基本のようなものを感じます。

武文さん:
うちは先代も含め、とにかく元気。母(静子さん)もピンピンしていまして80を過ぎても熱心に働いています。家内も当然、最近は息子も力を貸してくれますし、まさに家族一丸でやっています。やはりそれが一番ではないかと思っているんですよ。 

インタビュワー:
いやぁ、全部畑を見せてもらって、ホントにびっくりしました。静子さんも武文さんも、お体に気をつけて、がんばってください。

静子さん:
お疲れ様でした。お越しいただけたらお分けするきん、また来年も遊びにきてつかよ。

編集企画:スタジオとみっぺ 
平成21年8月16日
多度津町山地農園にて

 

 

 

 

 

▼山地農園はこちら
  仲多度郡多度津見立
 山地農園 山地静子さんとそのご家族
 電話 087-8**-6***

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