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【お客様の声】つやだし日記連載中!岡田稔さんに訊く

カーディテイリングとは、車の内外装を綺麗に保つ、ルームクリーニング、ボディコーティング、カーフィルム施工等を行う仕事です。派手さはありませんが細かな技術やノウハウが求められ、一人前になるには大変な経験が求められる仕事だといいます。高松市内で10数年にわたってこの仕事に携わるという岡田稔(ワークオン高松代表)さん。誠実な人柄を感じさせる温和な語り口調が岡田さんの魅力です。
岡田さんのブログ「つやだし日記」はこちら

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インタビュワー:
岡田さんのブログ「つや出し日記」を見ました。なかなか読ませる文書を書きますね!。岡田さんは、自動車のコーティングやフィルム貼りといった、カーディテイリングのお仕事で脱サラしたとききました。どんなことがきっかけだったのですか?

ワークオン高松 岡田稔さん(以下、岡田さん):
「昔から車が大好きで・・・」と来ればわかりやすいのですが、実は私、元々車に興味があったわけでは無いんですヨ(笑)。最初に就いたのがたまたま自動車整備の仕事で、それから20年ほど、車に関する仕事でいろいろな経験をさせてもらいました。友人のレーシングカーの整備なんていう時期ありました。少しづつ車の世界にのめり込んでいった感じですね。 

インタビュワー:
それから、独立開業の道に進まれたわけですね。

岡田さん:
shika06.jpg はい。いつかは独立したいという気持ちは持っていました。しかし普通に車屋さんをやるには、コネも資金が全く足りませんでした。そんな折、これまた偶然雑誌でカーディテイリングの独立開業向け講習のことを知りまして、「これだ!」と妙に行けそうな気がしましてね、2週間カンヅメで講習を受けました。それで帰ってきて、川沿いに小さいガレージ付きの家を借りてスタートしたわけです。

インタビュワー:
なるほど。実際にスタートしてからはどんな感じでしたか?

岡田さん:
始めたばかりのころはそれはもう散々でした。今から考えると怖いくらい・・・(笑)。一言で言うと、自分の見通しが「超甘」だったんですよ。資金もギリギリで最初から少なからず借金を作ってしまいました。営業もさっぱりダメ。もともと口下手で営業なんかやったことない上に、いつも自信が無くて、暗中模索で悶々としてました。会社の看板を持っていないことで周りの見る目が変わってしまうということにすら気づいていなかったんですよ。なけなしのお金を取り崩しコーティング剤などを片っ端から買って、ひたすら試行錯誤を繰り返してました。ただ目の前のことをこなすだけで・・・。自分自身ことをまったく客観的に見れていませんでしたね。 ajiro00.jpg 

インタビュワー:
それでもここまで続けられたのは簡単なことではないと思うのですが・・・

岡田さん:
そうですね。確か開業して6年目くらいだったと思いますが、居残り仕事を一人でやってた夜更け、自分の中でフっと不思議な感情がわき起こりましてね・・・作業している自分を、別の自分が見てる。客観的に自分の姿が脳裏に浮かんだことがありました。それで、「あ、俺はこれでいいんだ」と初めて仕事をしながら心得た気持ちを持てたことがあったんですよ。そんな“気づき”があって以来、お客様と自信を持って話せるようになったし、仕事の失敗が劇的に少なくなりました。自分の分を知るというかな・・・きっとそれまで自分なりに積み重ねてきたものが、その瞬間頭の中で整理されたんでしょうね。
今でも日々の仕事ではあっちへいったりこっちへいったり試行錯誤していますが(笑)、それでも気持ちの上では落ち着いている。今の仕事は天職だと思いますよ。

インタビュワー:
すごく神秘的で素敵なエピソードですね。僕もそんな瞬間を感じられるようにがんばります。良いお話ありがとうございました。

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編集企画:スタジオとみっぺ 
平成21年4月7日
高松市春日町ガレージ前にて

 

 

 

 

 

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 ワークオン高松 岡田稔
 電話 087-887-1416
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